2000/05/03

ノート(赤)

 
憲法記念日にあたって
  


 

ちょっと長くなりますが、次の文章はそのまま引用したい。省くのがもったいないからです。▼「日本の平和憲法の平和主義が主張する戦争放棄、非武装、派兵をしない、他国にたいして武力で威嚇せず紛争の解決に武力を用いないという精神がこの半世紀にわたり、どれほどアジア諸国の尊敬を受け、日本人の侵略戦争を引き起こしたことへの徹底的な反省の明らかな証拠として見られてきたことか」▼「それなのになぜ日本は自重せず、それを一文の値打ちもないものとして捨て去ろうとするのか」。昨年八月、マレーシアの新聞「南洋商報」がのせた論説です。昨年八月といえば、日本がアメリカの戦争に協力する法律(戦争法)が成立した直後です。▼憲法改悪阻止各界連絡会議の事務局長、川村俊夫さんが、『日本国憲法の心とはなにか』(あけび書房)でこの論説を紹介しています。川村さんによれば、その時代その国の実情に応じて込められた憲法の目的が、「憲法の心」。論説は、「日本国憲法の心」を見事にいい表しています。▼国会の憲法調査会で自民党などの議員は、日本国憲法を足げにしています。「占領憲法だ」、「マッカーサー憲法だ」、とかいって。この人たちは、いったい世界に目を開いているのか。▼「各国議会は、日本国憲法九条のように、戦争をしない決議を採択すべきである」は、一年前の世界平和市民会議(オランダ)の決議でした。おびただしい戦争の犠牲者がでた二十世紀が終わります。やがてくる世紀を、日本国憲法の心が世界の心となる世紀へ。
(しんぶん「赤旗」2000.5.3「潮流」からそのまま引用)  




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