2004/09/12

ノート(赤)

 
BSEと米価暴落に関する請願
 採択」を主張する立場から「継続」に反対討論
 

 


 日本共産党の鈴木やす子です。私は、産業委員会の請願4と5についての継続審査という結論に反対の立場から討論いたします。

 まず 請願4 政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願についてです。
 請願をだした農民連と農水省との交渉のなかで、農水省の係官は、農水省自身が食用に適さないと発表したはずの超古米の放出をやめないのは業者の食用としてのニーズがあるからとか、さらには古米臭をごまかす添加物をつかっている実態もブレンド米のノウハウだなどと言ってのけたそうです。また先日、新米と表示しながら古米が混ぜてられて店頭で販売されている実態がテレビ放映されました。この番組を見た人から、そんなことでは安心してお米を買うことなどできなくなってしまう、そういう感想を聞かされました。もちろん超古米を混ぜることなど消費者のニーズであるはずでもなく、ましてや生産者の切実な努力を踏みつけにする行為です。そうした偽装行為が、そして現在の米価暴落が、政府自身の手によって引き起こされているという側面がうかがわれるのであります。主食である米の需要増と価格の安定をめざす施策とは全く反対の政治がおこなわれていることを指摘しなければなりません。
 米価暴落が本市農業の柱である稲作を直撃しています。またこの暴落によって、より深刻な影響をこうむるのは、国も県も市もあげて育成するとしている担い手農家層です。さらに影響は、農家のみならず地域経済全体に広がることはいうまでもありません。

 次に請願5 アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書提出を求める請願についてです。
 BSE問題については、安心できる牛肉を生産し食べたい、そのために国内の関係者が大きな努力を重ねて実現させた全頭検査がその牛肉への信頼を回復させ、以降も継続してほしいというのが生産者と消費者の願いです。ところが、現在日本政府は、国内の検査基準を緩和・後退させる方向を示しています。そのうえで、安全対策が未確立なままの米国産牛肉の輸入再開を、この秋にも決定しかねない対応を重ねています。生産者の要求からも消費者の願いからも、とても認められるものではありません。

 両請願ともに、内容の緊急性からいって、今議会で採択し早急に政府に意見書提出こそ意味があるものであります。米価対策、BSE対策いずれにおいても、住民の願いにそった対応を市議会がしていただけるよう、改めて賛同を求めたいと思います。
 よって請願の採択を主張し、委員会結論に反対するものです。



トップ