1999/初心

ノート(赤)

 
ごあいさつ  
 


私、日本共産党の鈴木やす子でございます。
夫とその両親、4人の子をもつ農家の主婦です。磯原町の木皿で、これまで有機農業や産直運動に取り組んできましたが、私たちの命の糧である毎日の食べ物や農業が一体どうなってしまうのか、とても心配です。
いま、田んぼの4割が減反させられています。外国から米を輸入して、国内の田んぼをつぶしてしまう農政を何とか変えたいと強く思います。

また私は、命を生み育てる母親として、先日強行採決されたガイドライン法、アメリカが引き起こす戦争に日本が手を貸すという戦争法案に、とても強い不安を感じています。
テレビ新聞で報道されるユーゴ空爆のニュースを聞くたびに胸がいたみます。爆弾の下には、母と子がいます。私たちと同じ庶民の暮らしがあります。
出陣式その暮らしの上に爆弾を落とす権利などアメリカにも誰にもありません。まして、アメリカに引きずられて、日本の平和と民主主義がおびやかされてよいはずがありません。
日本を戦争をする国にしないためにも、子どもたちを戦場に送り出さないためにも、このまま黙ってはいられない。そうした思いが、農家の主婦である私に、今回の立候補を決意させました。

さて、皆さん。身近な問題からお話をさせていただくと、今の北茨城市の財政は破綻寸前です。市の借金は年間予算を上回る180億円にも達しようとしています。4人家族で144万円にもなる計算です。この財政危機をつくりだした原因はいったい何でしょうか。
それは、買い手のつかない大がかりな墓地開発や、14億円もかけた磯原駅、あるいは使い道のない工業用水のために北茨城市だけで30億円以上も負担する小山ダム建設など、大規模な開発事業にばかり力を入れて、私たちの税金を注ぎ込んできたからです。
そのために、福祉・暮らしの予算が犠牲にされてきました。
市当局は、財政危機を口実に、行政改革と称して、ゴミ収集の有料化、健康診断の有料化、乳幼児医療費の無料化廃止など、市民いじめの施策を次から次へと打ち出しています。
福祉・教育の遅れも深刻です。他の市がやっている介護支援センターもなく、一人暮らし高齢者への給食サービスもやられていません。教育予算も少なく、市立図書館の図書購入費は県内20市のなかで最低です。(明徳小学校など)老朽校舎の改修も先送りされようとしています。
まさに「逆立ち政治」です。

みなさん。市の仕事は儲けが目的の開発会社ではありません。私たちの安全や福祉、子どもたちの教育を守ることが本来の役割です。この不況のなか、私たちの暮らしが大変なときだからこそ、ムダな投資や大きな開発事業を見直し、暮らし・福祉を優先する市政に切り替えることが、いま最も必要なことではないでしょうか。

日本共産党の私、鈴木やす子は、これまで市議会の中で唯一の革新議員として奮闘してきた福田明市会議員と力を合わせて、今の「逆立ち市政」を転換させるために全力を尽くします。
みなさん。市議会の中で日本共産党の議員がふたりになれば、議会の監視役として大きな仕事ができます。これまでも、ゴルフ場問題、火発問題などを、いち早く市民に知らせ、住民運動の先頭に立ってきました。また小中学校のプール設置、障害をもつ人のための福祉タクシー制度など、皆さんとともに実現にさせてきました。 私、鈴木やす子をくわえて日本共産党の議員が二人になれば、こうした市民と市政をつなぐパイプがもっと太くなります。

みなさん。日本共産党の地方議員の数は自民党を抜いて第一党になっています。さらに女性議員では、全体の4割が日本共産党の議員です。

私、鈴木やす子は、母親として女性として、母と子、お年寄り、障害をもつ人の願いを市政に届け、安心して住める街づくりに力を尽くします。
私は次の4つのお約束をいたします。

第1に、乳幼児医療費の無料化を復活させます。県の補助がうち切られるなか、県内でも11の自治体が独自の予算を組み、無料化を継続実施しています。この北茨城市でも、乳幼児の医療費無料化を皆さんと力を合わせて、早期に復活させる決意です。

第2に、教育予算を増やして、未来ある子どもたちが健やかに育つ教育環境をつくります。老朽校舎の一日も早い改修に力を尽くすとともに、市の予算で教員を増やすなどして30人学級を実現し、(きめ細かで)、子どもたちや先生にもゆとりある環境を整備します。

第3に、安心できる介護システムをめざします。
来年4月から、介護保険制度が実施されます。ところが今のままでは、保険料を納めても十分な介護は受けられず、それどころか、いま行われている福祉サービスまで切り捨てられるおそれがあります。私は介護基盤の整備と介護保険料の減免措置の導入で、必要とする人だれでもが安心して介護が受けられる制度づくりに取り組みます。

第4に、ムダな開発はやめさせ、豊かな北茨城の自然環境を生かした街づくりをすすめます。田んぼや畑を守り、地域の食と農を守る共同をすすめます。
私は、子育てや農業をとおして、今の政治がどれほど命を粗末にし、暮らしを脅かしているか、強い憤りを感じています。その最たるものが、ガイドライン法であり、消費税や医療制度の改悪です。
今こそ自治体は、そうした悪政からの防波堤になるときです。そのためには、税金のムダづかいをやめさせ、市民の命と暮らしを最優先にする市政に切り換えていかなければなりません。

私は、創立以来、文字どおり命をかけて「住民こそ主人公」の立場を貫いてきた日本共産党の一員として、住民の暮らしを守るために全力をつくします。
皆さんのお力で、私、鈴木やす子を市議会に送りだしていただき、日本共産党の複数の議員団を実現させていただくことこそ、「逆立ち政治」をやめさせ、私たちのいのちと暮らしを支える市政に変える確かな力であると確信します。
私は、母親として女性として、母と子、お年寄りや障害をもつ人など、さらに多くの皆さんの声を市政に届けてまいります。皆さんのご支援、ご協力を心よりお願いして、訴えとさせていただきます。



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